文章練習帳

日々考えたこと

価値観

2020年がこんなことになるなんて、誰が想像しただろうか。

 

私はライトな占い好きで有名な占い師さんのサイトもよく読むけど、

予言した人は多分いなかった。

 

また私は無宗教だけど(実は浄土真宗らしい。親族の葬儀で家族全員初めて知った。)神信深いという典型的な日本人で、今年は本厄だからきちんと厄払いにも行ったのに、この有様だ。

私だけじゃない、日本中が一億総厄年だ。いや、世界中が大厄だ。

因みに私は前厄の厄払いもちゃんと行ったし、来年の後厄だって行くつもり。

 

きっと日本、いや世界中のたくさんの人がこのコロナ禍で自分と向き合う時間が何倍にも増え、己を振り返り、価値観の再確認していると思う。

 

このブログを備忘録として、私が再確認した自分の価値観を記しておきたい。

 

私みたいにこれを機にブログを立ち上げた人も多いだろうなぁ。。。

 

価値観1.ステイホーム最高。一人時間が楽しすぎる。

私は小売業界で働いていて、店舗勤務のため4月~5月いっぱい休業を余儀なくされた。

その間、国の要請に従順に従って大人しくステイホームに徹してた。

 

その時の一日のスケジュール↓

9時 起床

~10時 朝食

~13時 家事、オンライン英会話レッスン、ネットサーフィン

~14時 お昼ご飯

~16時 週に1,2回はスーパーで買い物

    行かない日はネットサーフィン

~19時 夕方のニュースを見る

~20時 夜ご飯

~23時 ネットサーフィン、就寝の準備

23時  就寝

 

最高かな?

 

家族友人同僚とラインしたり、たまにはオンライン飲み会なんてのもしたけど、

ほぼこのスケジュールで過ごしていた。

本当は資格試験の勉強をするべきだったんだけど、時間があるときって逆にやる気にならないんですよねぇ・・・

 

自粛明けに同僚や友人に会ったときに、

「やっと外に出られた!人と喋れる!一人はストレスが溜まる!」

という人が案外多くて、私は心底驚いた。マジで驚愕した。

 

私、一人でいる時間楽しすぎたんだけど・・・

ストレスフリーすぎ健康的すぎだったんだけど・・・

 

薄々気付いてはいたが、私はかなりの一人時間好きである。

友達は昔から少ないし、お酒は大好きだけど飲み会は月に1回か多くて2回、0回のときもザラにあるし、何なら一人家飲みがこの世で一番好きだ。

家族や友達は大好きだけど、それくらいの頻度で良い。

 

ただ、今まではこんな非社交的で友達が少ないことに実は劣等感を感じていた。

常に人に囲まれているような友人はとてもキラキラして見えるし、

華やかな世界で生きているようで羨ましかった。

そんな友人たちに連れられて社交界(ただの飲み会や合コンである)に飛び込んでみたりして、その一瞬は楽しいけど解散後のグループラインで飛び交う「また集まろう!」の社交辞令には反吐が出たし、帰りのコンビニで買った缶チューハイは乾杯のシャンパンより美味しく感じた。

そんな自分を私は恥じていたのだ。

 

しかし!コロナ禍のお陰で、私は一人でいる・気が進まないときは人と会わないことの心地よさを痛感してしまったのだ。

自粛期間中はもちろん会合は出来ないし、自粛明けも「まだ心配で・・・」なんて、気を付けている私!を全面に押し出しつつ会合を回避できる。

 

それに加え、週明け月曜に交わされる恒例の会話、「週末何してた?」

今までは別にどこにも行ってないし誰にも会っていないけど、そう言うと寂しい人だと思われてしまうので、実家に顔出しただの、ランチに出かけただの、小さな嘘をついたりしていた。

 

しかし!コロナ禍のお陰で、あーどっか行きたいんだけどねぇ、まだちょっとねぇ・・・が使えるのだ。

オールマイティすぎるぞ!

 

そんなこんなで、これを言い訳に私は今も心置きなく一人家時間をエンジョイしている。

 

でも、本当は気付いていたのだ。

別に言い訳なんてしなくても、一人好きなのは何も悪くない。

コロナがいつか収束したって、私は気ままに一人を楽しめばいいのだと。

人は孤独だというかもしれないけど、それが何だ。

大体孤独というのは集団の中にいて感じるものだ。

 

ということで、価値観1:

一人暮らしの一人家時間が大好き。家飲みが世界で一番美味しいお酒。